こんにちは。静岡店の青木でございます。
遅ればせながら
台風15号で被災された皆様
お見舞い申し上げます。
特に静岡市清水区の被害が最終的に大きく取り上げられましたが、
今もなお、道路には泥土が溜まっていたり
各地に設けられた集積所には廃棄の山。
ようやく断水も復旧しつつございますが、
お水が出たというだけで、被害が元通りになったわけでもなく。
一本道を中に入れば、言葉は悪いですが
よくテレビなどで報道されている被災地の風景を目の辺りにすると
日を追うごとに、被害の大きさを実感します。
他県、県内他所でも大きな被害があり、崩落、竜巻、浸水、停電、断水
様々な被害に遭われ、未だ復旧の目途が経っていない地域もございます。
また、そのような中、復旧に尽力されている被災者の皆様、行政、業者、ボランティアの皆様。
その他、色々な方法で協力されている皆様。
誠にお疲れ様でございます。
弊社のお客様の中にも被害に遭われたり、
清水区の現場では断水などで工事が思うように進まないなど。
今まで静岡は幸運にも、こういった災害に関しては一部を除き被害が少ないと
恵まれておりましたが、近年はもはやそうも言ってられなくなりました。
諸外国では、パキスタンの洪水被害による国土1/3が水没。
最近ではアメリカのハリケーン。
今年に入っても、日本のみならず世界各国で災害が続いています。
私自身、清水区に住んでおりますが、断水被害程度で済みました。
ここからは、今後災害の備えとして、断水被害に関してのみとなりますが、
参考になればと、ちょっとしたアドバイスを記述したいと思います。
①被害情報について
・通りを一本挟むだけで、被害の大きさが全く違う。
・被害情報、状況のアナウンスが行政からほとんどない?
・災害が落ち着くまで、経過を見ていなければならない。もしくは避難が必要。
・ネット、SNS等で調べない限り把握できない。
・調べても一部の情報のみ。
・広報など聞こえない。
・同じ市内でも、被害エリア外などの人達は気づかない。
②断水について
・トイレ、洗濯、洗い物に困る。
・給水車がいつ、どこに来るか判らない。
・給水車に数時間並ぶ。
・車が無いと、お水を運ぶのは難しい。
・タンク類は売り切れる。
・お店の飲料水も無くなる。
・自炊が出来ないので、必然的にお店の食料も無くなる。
・コンビニの飲食類は空の状態になる。
・台風などの場合、物流にも影響が出るので補充されない。
③その他
・被害エリア外の人が、意外に被害状況を知らない。
・困っている場合は自ら助けを求める必要がある。
・お水を求めて、断水エリア外に出るしかない。
※断水エリアのお店、施設も使えない為。
・銭湯、コインランドリー、食事など断水エリア外へ移動。
・渋滞が起こる。特に夜。
・浸水等してしまうと、掃除ができない為、施設、お店も休業となる。
・相当孤立していなければ、飲料水はなんとか確保できる。
・行政の情報、案内が全てネット公開?且つ判り難い。
・トイレ(タンク付き、タンクレス共に)は、一応使おうと思えば使える。6~8ℓ/1回必要。
※但し、排水管が壊れているような状況ではNG。
・実家(被害エリア外)などで洗濯すると、柔軟剤を入れる入れないで喧嘩になる。
④便利な物
・ポリタンク
・キャリーワゴン(お水など運べる)
・トランクカーゴ(汲んできたお水を溜められる)
・ポータブルシャワー
・ジャグ(コックが付いているので、手洗いなどに有効)
・ウォーターサーバー(定期購買)
※電気が通っていればお湯も出る。
・設置可能なら雨水貯水タンク
・濾過機器
・井戸
・ゴミ袋(ポリタンクの代わりになる)
・ウェットシート類
以上
私自身は、やはりアウトドア用品とウォーターサーバーが役に立ったと実感しました。
災害なので、事前予告はもちろんありませんし、被害内容も想定できません。
備えあれば憂いなしとは言ったもので、被害の大きさにもよりますが、
現在は色々と便利な物もありますし、少しでも備えがあれば役に立つと思います。
物でなくても、事前にシミュレーションしておくだけでも違うかもしれません。
但し、これが断水の他、停電も同時に発生するとなると、
また大きく状況も変わってくると思います。
範囲も今回のように一部ではなく、市や県といった単位でも然り。
このような状況でも、少しの声掛けや協力が被害に遭われた方の助けとなります。
今回のブログが少しでも役に立てればと。
少しでも早い復旧をお祈り申し上げます。